私は、福祉施設職員の経験を経て、社会人入試を利用し、看護学校に入学しました。入学直前に挙式をし、夫の協力を得て看護学校卒業しました。看護学生1年目の夏休みには、看護留学オーストラリア2週間プログラムに参加しました。 「前世は絶対オーストラリアに住んでいたはず」と勝手に確信しまして(すっかりAUの魅力にはまってしまいました)、少しずつ、移住に向けて行動を開始しました。夫を口説きおとしながら・・・。看護学生2年目の夏休みは、前年知り合ったオーストラリア人に手配をお願いし、3週間、ホームステイとボランティアを体験しました。そして、ますます移住への夢が膨らみました。 その間も、私は、ひまわりさんのサイトで情報収集を行い、看護学校卒業後は、集中して看護技術と経験が積めると思われた総合病院に、2〜3年を目安に就職しましたが、当初の予定どうり退職し、オーストラリアへ語学留学しました。留学して3ヶ月でIELTSのスコアをクリアして、一旦帰国したのですが、家庭の事情ですぐに大学進学はできず、1年間、近くの病院に就職し、同時進行で大学の準備をしました。 掲示板にも書きましたが、2006年2月の入学予定だったFLINDERS大学のコンバージョンコースは、ビザの手続きが遅れたため、この7月からスタートします。
大学の入学許可がおりた2005年11月、留学業者のアドバイスに従って、オンラインで学生ビザ申請手続きを開始しました。検診に必要な書類はダウンロードでプリントアウト。 12月14日病院で検診を受けました。ある結果には、医師のコメントをつけてもらうことになったのですが、「これですぐにビザがおりると思いますよ。」と言われ、安心して結果を待っていました。 2006年1月16日、散々またされた!と思ったら、移民局より再検査要求のメールが届きました。「病院側にはその旨を連絡しているので、すぐに受診せよ。」とのこと。予約を取って 18日に検診に行くと、移民局から何の連絡もきていないし、再検査の項目は、すでに検査済みで、何の問題もなかったものばかりなのに、何故かしらね?」と言われてしまいました。私は、首をひねりながら帰宅。家から病院まではかなりあるし、交通費もバカにならず、家についてメールをチェックすると、移民局より「DRとコンタクトをとったから病院で検査するように。」とメールがきていました。もう、笑うしかありませんでした。 19日、再度受診。再検査を要求されていた血液項目は、DRの計らいで前回の結果を送付し、尿検査のみ受けました。(あ〜あ、保険がきかないのに・・・。) 私は、受診して再検査したことを移民局にメールしましたが、後日、結果がきていないと連絡があり、24日、病院に問い合わせると、病院側の方がどうやら忘れていたらしい・・・。今からすぐに送るとのことでした。 27日、まだビザがおりないことに腹が立ち、「どうなっているのか、このままだったらコースを延期するしかなくなる。」と拙い英語で苦情のメールを移民局に送ったのですが、その返事が届きました。「BE PATIENT」と。 この間、再検査も受けたりしたので、早くしてほしいというメールを度々送っていました。移民局からは、「私達に何度もメールを送られると、あなたへの対応により、他の学生への対応が遅れるので控えてほしい。」というメールが届き、とっても腹が立ちました。私も料金を支払って申請している学生の一人なのに!! 31日になっても、ビザはおりませんでした。結局、留学斡旋業者から、コース入学延期を勧められ、この日をもって退職し、2月6日には、入学延期を決意しました。 「せっかく仕事もやめたのに、これからどうする?」と自問し、それなら、3ヶ月間、AUで有意義にすごそうと決めました。英語力UPと経験も積みたいし、お金のかからない方法ということで、ホームステイしながら、ボランティアを。 移民局には、コース入学延期を報告しました。「新しいCOE*が出たら知らせるように。そうすれば、手続きを再開するから。」との返事。移民局に、ビザ申請中にAUに行くことについて尋ねましたが、とくに問題なしとの事でした。 * COE : Confirmation of Enrolment の略。長いパスワードみたいな 英数字の組み合わさったもの。 2月18日に渡豪。 3月にはいってから、大学から新しいCOEが届いたのですが、これをすぐ移民局に知らせるべきか悩んだ末、手続きは早いほうがいいだろうという判断で、3月14日、移民局にメールを送りました。17日には、移民局より、今、私がAUにいるため、手続きが開始できないと連絡あったので、すぐに「5月15日に帰国するので、それまで待ってほしい。」と伝えると、23日、「そんなに待てない。すぐに国外にでるか、この申請を取り下げ、再度料金を払って、AUでもう一度申請しなおすように。」と返事が来ました。結果待ちだった健康診断の件は、とうにクリアになっているとのこと。再申請するなら、この結果が使えるということでした。 そこで、3月31日、いつまでに選択をすればいいのか不明なので教えてほしいとメールしました。私は、どうとでも解釈できる期限に翻弄されていたのですが、4月3日、結局申請を取り下げて、AUにて再申請する決意をしたのです。 4月10日、すぐにオンラインで再申請するようにという移民局のアドバイスに従って、申請手続きをしましたが、なんと、また新しいCOEが必要とのこと。留学斡旋業者にCOEの再発行を求めたところ、11日に届いたメールには、「何度もCOEの発行をしていたら、大学側の信用のなくすし、何より移民局の信用を無くしますよ。」というものでした。私は、本当に情けない気持ちで一杯で、私のほうが、移民局に対して、すっかり信頼をなくしていると、これまでのいきさつも添えてメールしました。 それでも、13日には、留学斡旋業者より、「事情を話したら、大学側がすぐにCOEを発行してくれると言ってます。また、失礼なことを言ってしまったようで申し訳なかった。」という内容のメールが届き、少しだけ心が救われる思いがしました。 4月21日、待っていたCOEが届いたので、早速オンラインで申請しようとしたのですが、やはり、COEが使えないとのこと。「番号がおかしいのか、それとも、コース開始までにまだ3ヶ月以上あるからか・・・なんで???」と。全く賦に落ちませんでした。 24日、朝、移民局に電話しました。「COEには問題はないようだし、ちょうど本日、コース開始まで3ヶ月をきることになるので、再トライしてみては?」と言われました。 それにしても、前回の申請を取り下げたとき、すぐに手続きをとるようにといわれたのに、この日まで待たなくてはならなかったのなら、どうして急いで申請を取り下げる必要があったのだろうか・・? 私は、その夜、もう一度オンラインで学生ビザを申請したのです。 そして4月27日、ついに学生ビザがおりたのです! 私は、5月2日に移民局に出向き、目出度くパスポートに学生ビザを貼ってもらいました。長かったけど、これで大学に行けるよ〜!! こうして、私は学生ビザを手に入れました。
学生ビザの申請方法には、国内(AU)申請と国外申請があるので、国外申請していた私が、AU国内で申請手続きを再開してほしい、とメールしたのは間違いでした。でも、帰国まで待てないという理由が何も無かったことや、アドバイスに従って申請を取り下げたのに、4月の末まで再申請ができなかった事実を考えると、高い申請料金を払っている申請者のことは全くお構い無しなんだなーと思いました。 コースを延期することになるまでの対応も、健康審査に関しては、別の部門が行っているので、うちではわからないから我慢して待つようにいわれたのも、お役所仕事だな-と悲しく思います。 当時、コース延期の可能性に動揺していた私は、全く連絡をくれない移民局に相当腹をたてて、メールを送りました。そのくらい追い詰められていたのですが、のちに、ホストファミリーの一人で、以前役所関係で仕事をしていた人に、相手を怒らせるようなメールはよくないとたしなめられました。私の怒りのメールが、今回どう作用したのかはわかりませんが、AUにて移民局にメールを送る際、その人に書いてもらった文面を見て、彼の言った言葉に納得しました。どんなに理不尽だと思う内容のメールの返信でも、本当に丁寧な文章で質問をしているのです。日本人の私でも、こんなメールがきたら気分いいだろうなと思うような、読みごこち抜群のものでした。
当のオーストラリア人も、AU政府機関の仕事振りに腹を立てている事実もあって、私以上に自分のこととして親身になってくれたことに救われました。以前お世話になったことのあるホストマザーにも、移民局に知り合いがいるから、一緒に相談にいってあげるよといってもらい、とても心強かったです。 私のホストファミリーは、とにかくポジティブ思考の人たちなので、腹は立っても、最後は上手くいくよといつも励ましてくれていました。 一人で悶々と悩みやすい私にはこれ以上ないサポートでした。
今回のビザの件ほど、想像だにしなかったハプニングに振り回されたことはありませんでした。しかし、こういうことがあるのがAUなのでしょう。AUに移住している人で、移民局の対応のずさんさに涙している人のことを何度も聞きました。常識では信じられないような内容のものばかりでした。 ただ、私の場合は、コース入学延期という結果にはなりましたが、感謝したくなるくらいの経験が沢山できたので、とても救われました。 学生ビザは、普通はすんなりおりるものだと聞いています。だからそんなに不安になる必要はないと思います。でももし、少ない可能性にあたってしまったら・・・。それでも、結果はオーライになるんだという確信があれば、なんでも乗り越えられると思いますよ。 くまこ (^^)/ |