|
Migrant Bridging Nursing Courseでは、オリエンテーションの際にチャレンジテストの説明も受ける。チャレンジテストとは、正確にはChallenge
Examination というのだが、5科目を除いた18の必修科目が、150問のダイジェストとなって一度に受けられるのである。時間は2時間半与えられ、合格点に達した(私の時は80%、今は68%)科目については履修を免除される。私は合格圏内が80%という時点で、もうこりゃ駄目だ!とあきらめた。明らかに見込みのない事に無駄なエネルギーを費やしても仕様がない。確実で地道に一科目一科目こなしていく方が不器用な私には合っていた。
しかしやはり気になって、後でチェコから来た友人の看護婦に聞いたら、「受けてみたけど1科目しか受からなかったわ」と言っていたので、彼女がたった1科目ならどっちにしても私はきっと0だっただろうと納得した。しかし、今なら合格圏も68%になったことだし、是非やって見たほうがいい。勉強するなら一科目でも少ない方が楽に決まっているからだ。学生だけに専念できるならそれに越したことはないが、仕事をしながらだったり、子供がいたりだったりすると、勉強に集中出来る時間を作るのに苦労することになる。
私の場合は、働いていたのは夕方からであったから、朝子供を学校に連れていったあと、9時から学校のお迎えの時間までの午後3時の内の5時間を勉強に充てていた。しかし、これは自分の勉強のペースがつかめるようになってからのことで、最初の3、4ヶ月は必死に机に向かって勉強していた。特に学科の中で一番理解するのが難しいとされる解剖生理をやっている間だけは、食事、シャワー、睡眠時以外はフルに勉強していた気がする。しかも、解剖生理だけで23教科中4教科を占めているという事は、どれだけこの分野での理解度が重要視されているかが伺えるだろう。
オリエンテーションでは、コースを受けるにあたり、必読書(*ヘルスアセスメント、内科ー外科看護学、薬理学、解剖生理学の4冊)の購入を勧められる。(これらの教科書はまともに買えば$300以上するが、政府からの奨学金がもらえれば、コースも教科書代も実習用のユニフォーム代も全部只になる)
試験範囲は一科目につき平均100ページ以上あり、そのほかにも必読文献がテキストブックに提示されている。それらは大抵、大学の図書館に行けば手に入れることが出来るが、私はあえて読まなかった。理由は、ただ単に面倒だったから。完璧をめざすなら読んでおいた方がいいかもしれないが、試験をただパス
するためだけだったら、テキストと教科書に焦点を絞ったほうが、時間とエネルギーを無駄にしなくて済む気がする。但し、関連ビデオに関しては、実習前に耳慣らしと発音に慣れるために必ず見ておいた方がいいと思う。
2002.4.29
*必読書名
Fuller,
J., & Schaller-Ayres, J.(1994). Health assessment, a nursing
approach
(2nd ed.). Philadelphia :
J.B.Lippincott Company
Lewis,
S.M ., Collier, I.C., & Heitkemper, M .M .(2000). Medical
surgical Nursing :
assessment and
management of clinical problems (5th ed.). St Louis :
Mosby - Year Book Inc.
Paterson, R., Ress, N.W., Czaniak, A., Reiss, D.A.,
& Evans, M .E.(1996).
Phamacological
aspects of nursing care in Australia(2nd ed.).
Melbourne
: Thomas Nelson Australia.
Tortora,
G.S., & Grabowski, S.R.(1996). Principles of anatomy &
physiology
(8th ed.). New York : Harper
Collins College Publishers.
↑このページの先頭に戻る
|